1RMの測定方法・計算表

1RMとは?1RMの測定はどうやるの?直接法・間接法による測定の手順・公式と表による計算方法の解説。

◆1RMを間接法で測定した際の計算表を覚えよう

 1RMの測定を誰でもある程度の範囲で的確に求められる測定法がある。

 それが「間接法」と呼ばれる相対表によって数値をはじき出す測定法。

 1RMの測定を行う際に覚えておくべきポイントは、この間接法を用いる計算表が重要となる。

 以下の計算表は丸暗記しても良い。

★90%=4回  ★80%=8回

 トレーニングのベテラン者で主に筋肥大や最大筋力のアップを計るトレーニング計画を立てていた方であれば、おそらくこの2点のパーセンテージと回数は暗記しているはずである。

 私も細かい数値が飛んでもこの2点の基準だけは忘れたことがない。

◆まずは1RMの計算表を覚えてしまおう!

 これからスポーツトレーナーを目差す場合や、スポーツに関わる仕事をする方の場合は、この表をそのまま丸写ししておくと良いだろう。

 本ページをまるまるプリントアウトしても良い。

 ヘビーユーザーだけでなく、女性やトレーニングビギナーでも、この表を把握しておくと回数の目安を導き出せる。

1RM測定の計算表/間接法
%RM100%95%93%90%87%85%80%
反復
回数
01回02回03回04回05回06回08回
%RM77%75%70%67%65%60%60%以下
反復
回数
09回10回12回15回18回20回20回以上

 赤色で示した部分は最低限覚えておくべき数値。ここを思い出すと周りもおおよそイメージが掴める。

 尚、実際に間接法で使用する数値はピンク色で示した部分までが9割以上のはず。

 ウエイトトレーニング上級者であれば赤で示した「%RM」が90%~80%の範囲が最も利用しやすく、かつ安全性も高い範囲であると言えるだろう。

 実際には90%以上の数値を利用する事も可能だが、安全面からお勧めしない。

 また、女性や初心者の方がトレーニングを行う場合は80%~70%の間を意識してウエイトを調整しながら1RM測定を行なっていくと良い。

 この範囲はビギナーにとっては間接法の中でも最も数値を導き出すいエリアであり、心理的限界などの影響も受けにくい利点がある。

 但し、回数が増えすぎると適切な1RM数値を導き出すことが難しくなるため、70%以下の回数(上記計算表で言えば12回以上のレップ数)が可能な場合はウエイトを増量して回数を基準に8回~12回が限界ラインの重さを探した方が適切な数値を得られる可能性が高い。

 総括すると基本的に、1RM測定の計算を自分で行う際はカラーで示した部分の数値だけ覚えておけばおそらくトレーニングをうまくまわせるようになってくるはずである。