
筋力トレーニング、ウエイトトレーニングは、スポーツアスリートにとって今では欠かすことのできないメニューのひとつとなっている。
自分が必要とする体力や運動能力、そして持久力といった各種能力の「基盤」を純粋に高めていくのがウエイトトレーニングの最大の趣旨。
1RMを使用するトレーニングのポイント及び特徴は大きく分類すると以下のような特徴が確認される。
★やみくもにトレーニングを開始しない
★実践競技に見合ったトレーニング負荷を設定する
★シーズンによってRM値を変更しておこなう
★狙った能力に見合う数値を設定する
要は科学的根拠に基づいたトレーニングを実践していくことが最大の特徴とも言えるのである。
筋力トレーニングは現在では根性論で片づけられるものではない。
『腕立て伏せ100回!終わったら腹筋100回!』
これは、そう遠くない昔、そう20年程前では部活動や地域クラブに所属するスポーツアスリートが当たり前に行っていたトレーニング風景の一部である。
もちろん現在でもこのようなトレーニングを取り入れているアスリートは多い。
このように、非常に高回数のトレーニングを取り入れる目的は、現在では筋力トレーニングという趣旨よりもメンタルトレーニングという趣旨に近いものがあるように思う。
もちろんメンタルを強化することは重要。
一定レベルを超えてきたアスリートが共通して何度もぶつかる壁がこのメンタル面に関わる問題であることからもメンタル面の強化は最終的に最も重要な部分であると断言できる。
このような目的を含めて、あえて多くの回数をこなしている選手がいることも事実である。
しかしことRM法に関しては、このような根性論的な考え方はいったん置いて、純粋に「現在の自分の能力」と向き合う必要がある。
『どの部分の能力を高めていく必要があるのか?』
『どの部分に多くの負荷をかけていく必要があるのか?』
そこには明確な理由が隠れているはずである。
筋力トレーニングでは自らの現在の状況、改善すべきウィークポイントや大会までの期間など複数の要素を見極めながらプランを設定していく。
このような計画的なトレーニングがRM法を用いるトレーニングでは重要となってくるのである。
また筋肉の細胞はどの程度の期間をかけてどの程度成長していくのか?もある程度把握しておくべきこと。
これらの目安はあるがやはり最低限の範囲で経験に基づく実体験を積んでいくことが求められる。